どんな犬でも病気にかかる可能性はありますが、今回はコーギがかかりやすい病気についての内容です。

コーギーがかかりやすい病気
胃腸炎
症状 | 嘔吐と下痢、血便、食欲不振、よだれの過多など |
予防法 | 適切な食事、異物を食べないような対策、ストレスをかけないなど |
主にウイルスや細菌、寄生虫の感染によって引き起こされます。異物誤飲による可能性もありますが、特にコーギーは好奇心旺盛な性格もあって、食べてはいけないものを食べてしまうことが他の犬種と比較して多いです。また、ストレスによって胃腸に炎症が起こることもあります。症状は嘔吐、下痢、血便、食欲不振など。
コーギーだけに関わることではないのですが、犬(特に子犬)は異物誤飲に注意が必要です。
飼い主の見ていない所や知らない間に異物を食べてしまうことがあるので、お散歩中は目を離さないことや家の中では犬が口にできないように対策することが大事になります。
何を食べてしまったのかが分かれば対応がすぐにできるのですが、気づかないうちに飲み込んだりしてしまうと、対応が遅れ、症状が悪化してしまうので気を付けるようにしましょう。ゴミ箱の中や匂いが強いもの、ティッシュなども口に入れがちなので注意が必要です。
椎間板ヘルニア
症状 | 歩行時の違和感・異常、食欲不振、排泄障害、痛みなど |
予防法 | 肥満対策、急な運動を避ける、滑る床を避ける、足裏の毛の処理、段差を避けるなど |
椎間板という背骨と背骨の間にあるクッションの役割のある組織が飛び出し、神経を圧迫してしまう病気です。腰だけでなく、首に発症することもあります。症状は違和感のある歩き方(特に後ろ脚)や痛み、麻痺、排泄障害など。
コーギーは特に胴長短足、食欲旺盛で太りやすいので、肥満に注意とよく言われます。体重が重くなると腰への負担が大きくなり、椎間板ヘルニアを引き起こしやすくなります。一度発症すると治りが遅く、治療が長引くことで知られています。遺伝的要因もあるので、飼い犬の親犬や祖父母犬に椎間板ヘルニアの記録がないかを調べておくと良いかもしれません。
また、環境的要因では、ソファや階段などの段差を上り下り、激しい運動や跳ねたり体をねじったりと腰に負担がかかる動作の時に引き起こされる可能性があります。滑り止め対応や段差のある所には行けないようにしたり、踏み台などを置いてあげるなど、なるべく腰に負担がかからないようにしてあげましょう。
股関節形成不全(CHD)
症状 | 歩行時の違和感・異常、違和感のある座り方、運動や散歩を嫌がるなど |
予防法 | 適切な生活サイクル、食事など |
約7割近くが遺伝と言われ、生まれつき症状が現れていることがあります。症状は足を引きずる、腰を振る、違和感のある歩行など。生後半年~1歳に発覚することが多く、歩き方や座り方に違和感を感じる場合は病院で診察してもらいましょう。
遺伝による要素が強いため、犬の親犬や祖父母犬に股関節形成不全の記録がないかを調べておくと良いかもしれません。
変性性脊髄症(DM)
症状 | 後ろ足の麻痺、歩行時の違和感・異常(交差するような歩き方、擦るような歩き方)、 腰のふらつき、呼吸障害など |
予防法 | なし |
現代では治すことが困難な難病の一つ。徐々に体の麻痺が進行していき、後ろ足から始まり、前足や首、脳まで広がっていきます。症状は麻痺、呼吸障害など。痛みはないとされます。
ジャーマン・シェパードに多い病気とされていましたが、近年、欧米ではコーギーでの発生が多いと言われています。
皮膚無力症(エーレルス・ダンロー症候群)
症状 | 皮膚の伸び、裂け、内出血など |
予防法 | なし |
コーギーは皮膚病にかかりやすいと言われますが、皮膚無力症や皮膚筋炎などがその一つになります。症状は、皮膚組織が脆くなり、伸びたり裂けやすくなるなど。脇の下に発症することが多く、重症の場合は筋肉にも影響が出てしまう病気です。一度発症すると治りが遅く、治療が長引くことで知られています。
皮膚疾患
症状 | かゆみ、皮膚の赤み、脱毛、フケ、にきびなど |
予防法 | 皮膚を清潔にする、ブラッシング |
ダブルコートで毛並みが厚いコーギーは皮膚疾患の多い犬種です。蒸れて細菌が繁殖しやすいので、ノミ・ダニのケアや食べもの、生活温度にも気を配りましょう。定期的にブラッシングをおこない、皮膚の異常に気が付いたら早めの対処が必要です。